どうも‼カニコロです(^▽^)
書籍『嫌われる勇気』
今回は、第1章の内容をまとめていきます。。。
第1章 トラウマを否定せよ
タイトルから、惹きつけられますよね~(^▽^)
いやぁ、過去に『トラウマ』があってさ~…
なんて口にされている方、多いのではないでしょうか?
これを、アドラー心理学では、明確に否定します!
ひぇ~~~~(´;ω;`)ウッ…
と、思われた方、いらっしゃるのではないでしょうか?
なぜ、トラウマを否定するのか?
その答えは…
「トラウマ」は過去の『原因』ではなく、いまの『目的』を達成する手段として作り出されたものだからです。
例えば
幼少期に親から虐待を受けていた子供がいます。
その子は、そのことがトラウマとなり、ひきこもりになってしまいました。
なんて、よくある話かと思います。
ですが、虐待を受けていた子供=ひきこもり
とは、全員が全員ならないですよね!?
つまり、我々は
経験によるショック ⇒ いわゆる「トラウマ」に苦しむのではなく、経験のなかから目的に叶うモノを見つけ出している。
ということなのです。
皆様はこの理屈、納得できますか?(;^_^A
青年は納得がいかなかった様で、例を1つ哲学者につきつけます。
このやり取り、考えさせられました(゜゜)
(例)
とある喫茶店に私はお客さんとして来店し、本を読んでいます。
すると、通りかかったウエイターの方が、私の上着にコーヒーをこぼしてしまいました。
しかも、買ったばかりの一張羅です。
なので、普段はカッとならないタイプの私ですが、思わず公の場で大声でウエイターを怒鳴りつけてしまいました。
(青年) この状況は、どう説明しますか?
これは『原因』ありきの行動ではないんですか?
その『目的』とやらが入り込む余地はありますか?
これに対し
(哲学者) あなたは不可抗力で、怒りという感情に突き動かされて怒鳴ってしまった。
そう、おっしゃるのですね?
(青年) そうですとも…考えるより先に声が出てしまいました‼
(哲学者) では仮に、あなたが偶然刃物を持っていたとしても、不可抗力だったと弁明できますか?
(青年) それは、極論だ‼‼‼‼
(哲学者) いいえ、違います‼ 極論ではありません‼
あなたの理屈を突き進めると、怒りに駆られた犯行すべてが「怒り」のせいであって、「当人」の責任ではなくなってしまいます。なぜなら、人は感情に抗うことができないとおっしゃるのだから。。。
どうですか?笑
こんな時、自分はどんな行動をとっているか、考えさせられませんか?
このケースの場合だと、
✖『原因論』…怒りに駆られて大声を出した。
◯『目的論』…大声を出すために怒った。
よって、大声をだすという『目的』を叶えるために、怒りという感情を作り上げた。
つまり、大声を出して、ウエイターを屈服させ、自分の言うことを聞かせたかった。
その手段として、怒りという感情を捏造したのです。
そしてさらに、哲学者は、家で口論している母と娘の例を出し、こう言います。
(例)
口論している最中に電話が鳴って、母親が電話を取ると、相手が担任の先生だったとわかった途端、声色が丁寧に変わります。
そして、電話を切ると、その途端、娘に怒鳴りだす。
そんな光景、想像できますよね?
このケースも、母親は
✖『原因論』…怒りを抑えきれずに怒鳴っている。
◯『目的論』…大声で娘を威圧し、自分の主張を押し通すために怒りの感情を使っている。
要するに、怒りという感情は出し入れ可能な道具‼
目的を達成するための手段でしかない‼
こういった考え方なんですよ~(笑)
いかがでしょうか?
『原因論』と『目的論』ご理解いただけたでしょうか?(笑)
結論に入ります‼
私たちがやるべきことはシンプルなんです‼
しかし、それを前にしながら、トラウマや環境など、やれない理由をあれこれひねり出す‼
過去の『原因』にとらわれていても、自分自身は1歩も前に進めない‼
これまでの人生に何があったとしても、今後の人生をどう生きるかの『目的』については、何の影響もない。
自分の人生を決めるのは、いま、ここにいる自分自身なのだ‼
これが、トラウマを否定する理由です。。。
過去に囚われるな‼ 今を生きろ‼
そんなエールが聞こえてきそうな内容です(・∀・)/~~~
もし、今、あなたが不幸だと感じているならば、それは、トラウマでも環境でも能力が足りないわけでもないのです。
足りないのは勇気‼ いうなれば『幸せになる勇気』それだけです。
『アドラー心理学=勇気の心理学』
自分らしく生きたい‼ そういった方いっぱいいると思います。
同時に、「無理だよ~」 「言うのは簡単だけどさ~」
なんて、『原因論』に支配されていませんか?笑
やってみる『勇気』持ちましょうね(^▽^) 笑
次回は、
第2章 すべての悩みは対人関係
です。
ではまた(@^^)/~~~
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