カニコロ図書

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嫌われる勇気 6-2

どうも‼カニコロです(^▽^)

 

書籍『嫌われる勇気』

 

今回は、第1章の内容をまとめていきます。。。

 

第1章 トラウマを否定せよ

タイトルから、惹きつけられますよね~(^▽^)

いやぁ、過去に『トラウマ』があってさ~…

なんて口にされている方、多いのではないでしょうか?

これを、アドラー心理学では、明確に否定します!

 

ひぇ~~~~(´;ω;`)ウッ…

と、思われた方、いらっしゃるのではないでしょうか?

 

なぜ、トラウマを否定するのか?

その答えは…

「トラウマ」は過去の『原因』ではなく、いまの『目的』達成する手段として作り出されたものだからです。

 例えば

幼少期に親から虐待を受けていた子供がいます。

その子は、そのことがトラウマとなり、ひきこもりになってしまいました。

なんて、よくある話かと思います。

ですが、虐待を受けていた子供=ひきこもり

とは、全員が全員ならないですよね!?

つまり、我々は

経験によるショック ⇒ いわゆる「トラウマ」に苦しむのではなく、経験のなかから目的に叶うモノを見つけ出している。

ということなのです。

 

皆様はこの理屈、納得できますか?(;^_^A

 

青年は納得がいかなかった様で、例を1つ哲学者につきつけます。

このやり取り、考えさせられました(゜゜)

(例)

とある喫茶店に私はお客さんとして来店し、本を読んでいます。

すると、通りかかったウエイターの方が、私の上着にコーヒーをこぼしてしまいました。

しかも、買ったばかりの一張羅です。

なので、普段はカッとならないタイプの私ですが、思わず公の場で大声でウエイターを怒鳴りつけてしまいました。

(青年) この状況は、どう説明しますか?

   これは『原因』ありきの行動ではないんですか?

   その『目的』とやらが入り込む余地はありますか?

これに対し

(哲学者) あなたは不可抗力で、怒りという感情に突き動かされて怒鳴ってしまった。

    そう、おっしゃるのですね?

(青年) そうですとも…考えるより先に声が出てしまいました‼

(哲学者) では仮に、あなたが偶然刃物を持っていたとしても、不可抗力だったと弁明できますか?

(青年) それは、極論だ‼‼‼‼

(哲学者) いいえ、違います‼ 極論ではありません‼

あなたの理屈を突き進めると、怒りに駆られた犯行すべてが「怒り」のせいであって、「当人」の責任ではなくなってしまいます。なぜなら、人は感情に抗うことができないとおっしゃるのだから。。。

 

どうですか?笑

こんな時、自分はどんな行動をとっているか、考えさせられませんか?

このケースの場合だと、

✖『原因論』…怒りに駆られて大声を出した。

◯『目的論』…大声を出すために怒った。

よって、大声をだすという『目的』を叶えるために、怒りという感情を作り上げた。

つまり、大声を出して、ウエイターを屈服させ、自分の言うことを聞かせたかった。

その手段として、怒りという感情を捏造したのです。

そしてさらに、哲学者は、家で口論している母と娘の例を出し、こう言います。

(例) 

口論している最中に電話が鳴って、母親が電話を取ると、相手が担任の先生だったとわかった途端、声色が丁寧に変わります。

そして、電話を切ると、その途端、娘に怒鳴りだす。

 

そんな光景、想像できますよね?

このケースも、母親は

✖『原因論』…怒りを抑えきれずに怒鳴っている。

◯『目的論』…大声で娘を威圧し、自分の主張を押し通すために怒りの感情を使っている。

要するに、怒りという感情は出し入れ可能な道具‼

目的を達成するための手段でしかない‼

こういった考え方なんですよ~(笑)

 

いかがでしょうか?

原因論』と『目的論』ご理解いただけたでしょうか?(笑)

   

結論に入ります‼

私たちがやるべきことはシンプルなんです‼

しかし、それを前にしながら、トラウマや環境など、やれない理由をあれこれひねり出す‼ 

過去の『原因』にとらわれていても、自分自身は1歩も前に進めない‼

これまでの人生に何があったとしても、今後の人生をどう生きるかの『目的』については、何の影響もない。

自分の人生を決めるのは、いま、ここにいる自分自身なのだ‼

これが、トラウマを否定する理由です。。。

過去に囚われるな‼ 今を生きろ‼

そんなエールが聞こえてきそうな内容です(・∀・)/~~~

   

もし、今、あなたが不幸だと感じているならば、それは、トラウマでも環境でも能力が足りないわけでもないのです。

足りないのは勇気‼ いうなれば『幸せになる勇気』それだけです。

アドラー心理学勇気の心理学

   

自分らしく生きたい‼ そういった方いっぱいいると思います。

同時に、「無理だよ~」  「言うのは簡単だけどさ~」

なんて、『原因論』に支配されていませんか?笑

やってみる『勇気』持ちましょうね(^▽^) 笑

   

次回は、

第2章 すべての悩みは対人関係

です。

   

ではまた(@^^)/~~~


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