どうも‼カニコロです(^▽^)
書籍 1分で話せ
第1章 「伝える」ための基本事項
こちらでは、誰かに伝えたり、プレゼンをする前に、覚えておいてほしい考え方の説明をしています。
その考え方とは、言葉を使って、あなたが望むゴールに、聞き手を動かしていく‼
これが大事なのです。
「何のためにプレゼンするのか?」を言語化してみると、ほとんどの場合
「(どこで)誰に、何を、どうしてもらいたい」
という構造になっています。
カギは「誰に」です。
そして、「相手が誰か」をイメージしながらプレゼンを作っていきます。
これは、「誰に」伝えるものなのか、相手は何を考えているのかについて考えます。
具体的には
●どういう立場にいるのか
●どんなことに興味があるのか
●どんなことをこのプレゼンに求めているのか
●専門的な要素について、どのくらい理解できるか
●何をどんな風に言うと、ネガティブな反応をするのか
といったことです。
聞き手のイメージが理解できれば、その方々の反応を想像しながら準備ができます。
それに基づいて、伝える内容を作り上げていくのです。
そして、そのイメージを考えた後は
「ゴールは何か」を考えます。
具体的には
●聞き手が賛成にせよ反対にせよ、何らかの意見を表明してくれればいいのか
●聞き手が賛成してくれたらいいのか
●聞き手に動いてもらう必要があるのか
というように、聞き手が「どこまでやればいいのか」を決めるのです。
皆さんは、ゴールを意識して、プレゼンの準備をしていますか?
プレゼンの時間が設定され、テーマは「○○について」だから、おそらく、○○を説明しなければならない。。。
よし‼ 資料作りを始めよう。
パワーポイントを立ち上げよう。タイトルは…
なんて形で、なんとなく準備を始めたりしていませんか?
これは、準備の仕方として、明らかに間違っています(*_*)
すべてのプレゼンは、ゴールを達成するためにあります。
聞き手のことを考え、聞き手をどういう状態に持っていきたいのかを見定め、それを実行するためにどうすればいいのか、何を伝えればいいのかを逆算で考えていくのです‼
いくらきれいに資料が作れたとしても、いくら流暢に話ができたとしても、相手が動かなければ、まったく意味がないです。
なぜプレゼンをするのか?
それは、相手が自分の望むゴールにいないからです‼
とにかく、ゴールに相手を動かしていく!
これが求められるのです。
そう考えると、プレゼンに至る前の根回しや、そもそも席配置をどうするか、直前の軽い挨拶、その後のフォローなど、前後のアクションもトータルで設計していくことが大事です。
「相手が動くために、できることをすべてやりきる」
これが大事です。
プレゼンというと、資料を作って、人前で何かを話し、その局面だけを切り取って語られることが多いです。
そうではなく、本番以外でも手を変え品をかえ、色々なことを行って最終的に相手が動けば、それでゴールは達成です。
「動かしてなんぼ、相手が動くためにできることをすべてやりきる」
そんな意識をもって、挑んでいきましょう♬
こちらが、第1章の内容になります<(_ _)>
ホントに著者である伊藤羊一さんの思いが伝わってくる。
そんな内容に感じました‼
ここでは割愛しましたが、具体的な事例も書いてあります。
とても参考になるので、気になる方は書籍を読んでいただければと思います。
次回は
第2章 1分で伝える 左脳が理解するロジックをつくる
です。
ではまた(@^^)/~~~
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