カニコロ図書

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1分で話せ 8-2

どうも‼カニコロです(^▽^)

 

書籍 1分で話せ

 

第1章 「伝える」ための基本事項

 

こちらでは、誰かに伝えたり、プレゼンをする前に、覚えておいてほしい考え方の説明をしています。

その考え方とは、言葉を使って、あなたが望むゴールに、聞き手を動かしていく‼

これが大事なのです。

 

「何のためにプレゼンするのか?」を言語化してみると、ほとんどの場合

「(どこで)誰に、何を、どうしてもらいたい」

という構造になっています。

 

カギは「誰に」です。

そして、「相手が誰か」をイメージしながらプレゼンを作っていきます。

これは、「誰に」伝えるものなのか、相手は何を考えているのかについて考えます。

具体的には

●どういう立場にいるのか

●どんなことに興味があるのか

●どんなことをこのプレゼンに求めているのか

●専門的な要素について、どのくらい理解できるか

●何をどんな風に言うと、ネガティブな反応をするのか

といったことです。

 

聞き手のイメージが理解できれば、その方々の反応を想像しながら準備ができます。

それに基づいて、伝える内容を作り上げていくのです。

そして、そのイメージを考えた後は

「ゴールは何か」を考えます。

具体的には

●聞き手が賛成にせよ反対にせよ、何らかの意見を表明してくれればいいのか

●聞き手が賛成してくれたらいいのか

●聞き手に動いてもらう必要があるのか

というように、聞き手が「どこまでやればいいのか」を決めるのです。

 

皆さんは、ゴールを意識して、プレゼンの準備をしていますか?

 

プレゼンの時間が設定され、テーマは「○○について」だから、おそらく、○○を説明しなければならない。。。

よし‼ 資料作りを始めよう。

パワーポイントを立ち上げよう。タイトルは…

なんて形で、なんとなく準備を始めたりしていませんか?

これは、準備の仕方として、明らかに間違っています(*_*)

 

すべてのプレゼンは、ゴールを達成するためにあります。

聞き手のことを考え、聞き手をどういう状態に持っていきたいのかを見定め、それを実行するためにどうすればいいのか、何を伝えればいいのかを逆算で考えていくのです‼

いくらきれいに資料が作れたとしても、いくら流暢に話ができたとしても、相手が動かなければ、まったく意味がないです。

 

なぜプレゼンをするのか?

それは、相手が自分の望むゴールにいないからです‼

とにかく、ゴールに相手を動かしていく!

これが求められるのです。

 そう考えると、プレゼンに至る前の根回しや、そもそも席配置をどうするか、直前の軽い挨拶、その後のフォローなど、前後のアクションもトータルで設計していくことが大事です。

「相手が動くために、できることをすべてやりきる」

これが大事です。

 

プレゼンというと、資料を作って、人前で何かを話し、その局面だけを切り取って語られることが多いです。

そうではなく、本番以外でも手を変え品をかえ、色々なことを行って最終的に相手が動けば、それでゴールは達成です。

 

「動かしてなんぼ、相手が動くためにできることをすべてやりきる」

 そんな意識をもって、挑んでいきましょう♬

 

 

こちらが、第1章の内容になります<(_ _)>

 

ホントに著者である伊藤羊一さんの思いが伝わってくる。

そんな内容に感じました‼ 

ここでは割愛しましたが、具体的な事例も書いてあります。

とても参考になるので、気になる方は書籍を読んでいただければと思います。

 

次回は

第2章 1分で伝える 左脳が理解するロジックをつくる

です。

 

ではまた(@^^)/~~~


書籍URL

https://www.amazon.co.jp/dp/B07BFNPD6Q/ref