どうも‼カニコロです(^▽^)
書籍 1分で話せ
第7章 実践編
こちらをまとめていきます。
とはいっても、実践編ですので、5つのシーンを挙げている形です。
あなたが職場で直面する5つのシーン
1.会議に参加しているとき
2.上司に説明するとき
3.チームメンバーに説明するとき
4.営業先に提案するとき
5.会議でファシリテーターとして参加するとき
この5つの、それぞれにおいて、何を考え、どう対応するか
気をつけるべきことは何かについて、困っている方の悩みにこたえる形です。
ここでは、そのなかの
2.上司に説明するとき
を取り上げて、まとめます。
上司への提案は、プレゼンではなく「対話」を意識しましょう。
認識してほしいのは、1対1で提案なり相談をするのは、一発勝負の場というより「対話」しながら「結論を一緒に作れる」機会です。
ですから、完璧にプレゼンしようとするのではなく、しっかり対話できる場を持ち、一緒に結論をつくっていくことを目指しましょう。
上司はルーティン業務は部下より少なく、その意味で、考える時間は部下より多いはずです。
しかし一方で、カバーしている業務範囲が広いため、細かい部分に関しては部下より詳しくありません。
つまり、主張と根拠のピラミッドで言えば、根拠の部分はしっかりしているが、具体的なところに行くとあいまいな状態であることが多いのではないでしょうか?
そんな時、部下はどんなスタンスで上司へ提案に挑むか?
まず、相手が誰であろうと、そして、どんな状況であろうと何より大事なのは、力強い「主張と根拠のピラミッド」を作るということです。
私はこう考えているというピラミッドを作るということ。
これがなくては、始まりません。
そのピラミッドを話したうえで、どうするか?
ここからが「対話」です。
相手の想いを引き出しながら、ピラミッドのすり合わせを行い、自分の意見も伝え、最終的には、合意した1つのピラミッドをつくっていく。
そんなイメージです。
まとめると、自分と上司、双方のピラミッドを出し合い、見せ合いながらよりいいピラミッドを一緒に作っていく感じです。
何が言いたいかわからない上司もいるでしょう。
そんな場合は、上司の言いたいことを整理してあげるのも、部下であるあなたの役目です。
本来は、上司がやるものですが、一緒に1つのものを作るために、そのコントロールは、あなたの頭の中でやっていきましょう。
そのためのやりとりは、あなたが主導権を握ると良いでしょう。
「配慮はしても、遠慮はするな」
ということです。
遠慮して、後から同僚に「俺はこう思ったんだけどさ」と愚痴っても永遠に状況は改善しません。
自分の意思を伝えましょう。
そのうえで、一緒にいいものをつくるというスタンスで挑みましょう。
意見が合わないときは、自らの意見を述べた後、上司と自分の意見の相違点を探っていきます。
そもそも、相違点は、主張そのものがまったく異なる場合もありますが、立ち位置が違うために生まれるものも結構あります。
そういう場合は、必ずどこかで、共有できるところがあるので、まずは「ここは共有できる、同じ方向だ」というポイントまで遡りましょう。
そのうえで、なぜ相違点が生まれているのか?
どうすればこの相違点は解消するのか?
これを考え、話していきましょう。
そして、最後に、うまく対話するためのコツですが
自分の意見という「主観」を持ちながら、状況を俯瞰的に見る「客観」を忘れないようにするということです。
上司と1対1での提案は、自分が対話の主導権を握りつつ、主観、客観のモードを変えながら、合意できるピラミッドを一緒に作り上げていくことを意識してみてください。
これが、上司に説明するときの実践編です。
実際は例文もあるのですが、そこは、省かせていただきましたm(__)m
実際に読んで頂ければと思います。
以上が、書籍 1分で話せの内容になります。
いかがだったでしょうか。
「人は感情によって動く」ということをよく聞きますが、この本を読んでいて、よりそう感じました。
どんなに上手に聞きやすく話していても、話が入ってこなかったり、眠くなってしまう話し手の方がいらっしゃいますが、そういった方は、やはり「想い」が足りないんだと個人的には感じました。
「相手を動かす力」
私も身につけたいです‼
そのための極意、学ばせていただきました‼
ありがとうございます<(_ _)>
ではまた(@^^)/~~~