どうも‼
書籍 自然治癒はハチミツから ハニー・フルクトースの実力
第3章 ハチミツにまつわる迷信
こちらをまとめていきます。
こちらも、いくつか取り上げられているなかから
2つをピックアップしてまとめていきます。
まず1つ目が、「ハチミツに含まれるフルクトースが中性脂肪を増やす」
ということですが、これらの実験の大半が、日常生活ではありえない摂取量を与えた実験に基づくものであり、設定自体がおかしいことが指摘されています。
実際、過体重や肥満の人を対象にした実験でも、日常レベルの果糖摂取では、中性脂肪の増加は認められません。
また、健康な10代の男女 各12人で、通常の食事摂取カロリーに設定し、炭水化物摂取をフルクトースに置き換えて、効果を調べた臨床試験があります。
その結果、フルクトースの摂取量が増えても、血液中の中性脂肪は増加しませんでした。
2つ目が、ハチミツにはポリフェノールなどのファイトケミカルが少量含まれています。
ポリフェノールは一般的に「抗酸化物質」とされています。
ですが、ポリフェノールが抗酸化作用を持つというのは、動物実験や臨床実験において、高濃度を投与した場合のみで、私たち人体において、低濃度の場合は、その保証はありません。
したがって、ハチミツを含めた、低濃度のポリフェノール自体が人体で即座に「抗酸化作用」の主体になることはないのです。
ハチミツでもし、血液中の抗酸化能が高まったのであれば、それは、ハニー・フルクトースによる尿酸産生よるものです。
あるいは、細胞内で抗酸化能が高まったのであれば、それはハチミツに含まれる、フルクトースやグルコースから「グルタチオン」などの抗酸化物質が産生されることによります。
このようなことが、専門的に書かれている章です。
少し、専門的な用語が多いため、簡単ではございますが、今回はこれで終了いたします。
ご興味がある方、もっと詳しく知りたい方は、ぜひとも書籍をご購入いただけばと思います。
次回は
第4章 間違えないハチミツ選び
です。
ではまた(@^^)/~~~
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