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自然治癒はハチミツから ハニー・フルクトースの実力 6-4

どうも‼

書籍 自然治癒はハチミツから ハニー・フルクトースの実力
 

第3章 ハチミツにまつわる迷信

こちらをまとめていきます。

 

こちらも、いくつか取り上げられているなかから

2つをピックアップしてまとめていきます。

 

まず1つ目が、「ハチミツに含まれるフルクトースが中性脂肪を増やす」

ということですが、これらの実験の大半が、日常生活ではありえない摂取量を与えた実験に基づくものであり、設定自体がおかしいことが指摘されています。

 

実際、過体重や肥満の人を対象にした実験でも、日常レベルの果糖摂取では、中性脂肪の増加は認められません。

また、健康な10代の男女 各12人で、通常の食事摂取カロリーに設定し、炭水化物摂取をフルクトースに置き換えて、効果を調べた臨床試験があります。

その結果、フルクトースの摂取量が増えても、血液中の中性脂肪は増加しませんでした。

 

2つ目が、ハチミツにはポリフェノールなどのファイトケミカルが少量含まれています。

ポリフェノールは一般的に「抗酸化物質」とされています。

 ですが、ポリフェノールが抗酸化作用を持つというのは、動物実験や臨床実験において、高濃度を投与した場合のみで、私たち人体において、低濃度の場合は、その保証はありません。

したがって、ハチミツを含めた、低濃度のポリフェノール自体が人体で即座に「抗酸化作用」の主体になることはないのです。

 

ハチミツでもし、血液中の抗酸化能が高まったのであれば、それは、ハニー・フルクトースによる尿酸産生よるものです。

あるいは、細胞内で抗酸化能が高まったのであれば、それはハチミツに含まれる、フルクトースやグルコースから「グルタチオン」などの抗酸化物質が産生されることによります。

  

このようなことが、専門的に書かれている章です。

 

少し、専門的な用語が多いため、簡単ではございますが、今回はこれで終了いたします。

 

ご興味がある方、もっと詳しく知りたい方は、ぜひとも書籍をご購入いただけばと思います。

 

次回は

第4章 間違えないハチミツ選び

です。

 

ではまた(@^^)/~~~

 

書籍URL

https://www.amazon.co.jp/dp/4860617371/ref