どうも‼カニコロです(^▽^)
今回の書籍は
OPENNESS(オープネス) 職場の「空気」が結果を決める
です。
著者は、北野唯我さんになります。
第1章 オープネスの発見
第2章 オープネスとは何か
第3章 オープネスをどう高めるか
第4章 オープネスをどう使うか
こちらの構成となっております。
最初にお伝えいたしますが、がっつり、ビジネス本です<(_ _)>
そもそも、「OPENNESS(オープネス)」とは?と思われる方が多いと思いますが…
以下の質問に答えてみてください。
□ チームで「成功体験」のみシェアされている
□ 「なぜあの人が出世するのか」の理由、根拠がわからない
□ 直属の上司を「飛び越えて」質問しづらい
□ 今年になってから「社長の顔」を一度も見ていない
□ 上司が「何でも相談して」と言いつつ席にいない
□ メンバーと経営陣が、直接話す機会がほとんどない
□ 会議はいつも「特に意見なし」で決まる
□ チームの予算が未達であることを、上司に相談しづらい
□ 「部署を超えた質問、情報のやり取り」がしづらい
□ 社長が経営で「何を重視しているか」を知らない
皆様の会社は、いくつ当てはまりましたでしょうか?
もし、当てはまるものが1つでもあるなら
あなたの会社は「オープネスが低い」かもしれません‼
オープネスとは
現代のビジネスシーンの変化を象徴するコンセプトです。
オープネスとは
① この国の職場に最も欠如している要素の1つ
② 従業員の満足度や企業業績との相関性が高いこと
がわかっています。
しかし、この愛すべきオープネスはまだまだ謎も多く、一般には浸透していません。
そこで、この本では
① オープネスとはいったい何か
② なぜ重要なのか
③ それをどう活かすべきか
これらをオリジナルの理論とデータで解き明かしていく内容となってます。
はじめに、なぜ、著者がこの本を書いたのか…
① 日本の職場に必要な要素のうち、最も足りないのは「オープネス」と呼ばれる開放性です。そして、これは業績との相関データで認められています。
② 組織には「重力」が存在し、何もしなければ下へ下へと自然落下します。そして、組織の崩壊は事業の足を引っ張るが、それを防ぐにはオープネスを利用し「戦略を変えるべき3つのタイミング」を見逃さないことが必要。
この2つのオープネスにまつわる事実を明らかにするためです。
また、
・高い成果を出し続けるには、組織の‶何を“変えればよいのか?
・できることなら、今の職場環境をよくしたいけれど、‶自分にできること“は何か?
・明日から、自分や仲間がもう少し、‶楽しく出社できる”ようになるコツは?
このような悩みにも答える本になっています。
①②の詳しく説明すると
オープネスとは、情報の透明性・戦略のクリアさ・リーダーの自己開示性です。
組織運営において、もっとも重要な要素の1つであり、優れたリーダーにとって、これを高めることは最も必要な技術と言えます。
具体的には
1.経営開放性
経営者が社員に、どれだけ情報を開示しているか?
取締役/執行役員の顔と名前、思想などを、現場のメンバーが認知や理解している割合
2.情報開放性
従業員が、自分の仕事を意思決定するうえでの、十分な情報が容易にアクセスできる状態にある(と感じてる)割合
3.自己開示性
従業員が、ありのまま自分の才能を自由に表現しても、他者から意図的な攻撃を受けないと信じている割合
この 「3つの要素」だと定義しています。
人々が職場に求めるものは時代に応じて変わります。
また、20年前と今では、働くことへの価値観や、職務を遂行するうえでの環境は異なっています。
つまり、オープネスとは
現代が求めた、新たな経営のコンセプトです。
これが第1章~第3章に書いてあります。
そして、第4章では、オープネスを使った組織戦略を具体的に示しています。
この本の特徴は、データがふんだんに使われていますが「証明性<<<実用性」となっています。
なので、厳密な証明性よりも、よりわかりやすく、より使いやすいことを優先しています。
その点を考慮して、ご覧いただきたいと著者がおっしゃってますので、ご了承願います。
では、次回は
第1章 オープネスの発見
です。
さぁ、オープネスの謎に迫る旅に出かけよう!
ではまた(@^^)/~~~