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神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り 6-4

どうも‼カニコロです(^▽^)

 

書籍

 神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り

 

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第3章

自然と味方が生まれ「誰からも好かれる」伝え方

こちらをまとめていきます。

 

この章では「相手の自己重要感を満たす方法」をお伝えしていきます。

 

その前提として、やってはいけないことがあります!

それは「相手の自己重要感を傷つけること」です。

 

無意識のうちに、他人の自己重要感を傷つけないための方法は、自分の中で「NGワード」を設定するというものです。

日常のコミュニケーションにおいて、この言葉は使わないと言うルールを決め、一種のゲーム感覚で楽しむことが重要です。

 

あなたがこれまでに相手に言われた言葉や反応で、イラッとしたことはどんなものだったでしょうか?

そんな言葉や反応を書き出し、あなたの「相手を傷つけないためのNGワード」を設定しましょう!!

 

この大前提が理解できたら「相手の自己重要感の満たし方」の具体的な方法を説明します。

 

 ※先に書きますが、全部をご紹介しても、読書していることと一緒になってしまいますので、内容を抜粋しまとめております。

全部知りたいという方は、ぜひ、書籍をご購入下さい<(_ _)>

 

 

自己重要感とは「自分」という存在に価値があると実感したい欲求です。

そして、社会生活において「自分」を示す最たるものが「名前」です。

相手の名前を覚える、かつ、間違えないことが、相手の自己重要感を満たすためには、とても重要なメソッド(目的達成するための方法)になります。

 

さらに、名前は「覚える」だけではなく「呼ぶ」ことをしなければ、コミュニケーションとして意味がありません。

人は自分の名前を呼ばれることで、自分が"その他大勢"ではなく、自分個人として認識してもらえていると実感します。

そのため、会話のなかで相手の名前を呼べば呼ぶほど、相手は「自分は重要な存在なんだ」と認識してくれます。

しっかりと名前で呼びかけることを習慣化しておく。

それができると「自分で考えているよりも、あなたには価値があります!」というメッセージをいつも伝えられるようになります。

 

次に、誕生日に「おめでとうございます!」と一言伝えるということが、効果絶大な相手の自己重要感を満たす方法です。

もちろん、誰でも構わず伝えればいいというわけではありません。

全然知らない人に「今日、誕生日ですよね!?」と言われたら怖いですよね💦

誕生日を知っていてもおかしくないと思える関係性が前提です。

 

また、お会いする相手の情報を予習するひと手間をかけるだけで、あなたは「人望のある人」へと大きく変わります。

ただし、こちらも知っているからと言って次々と話題に出すのはNGです。

そうなると「知られすぎていて怖い」となり、安心感を感じられなくなります。

なので、一度の会話でお会いした時に、相手に知っていることを披露するのは、どんなに欲張っても2つまでです。

 
【人の心を動かす「神トレ」 その1】
今日1日で出会った人の名前を思い出し、書き出してみよう。
フルネームで書き出せますか?
また、あなたが日常で「相手の名前を呼べるのに、省略してしまっている場面」を書き出してみよう。
そして、その場面から毎回、相手の名前を呼ぶようにしよう。

 

 

今度は、部下や後輩、家族や友人に指示をしたり、アドバイスをする際、人を動かすにはどうすれば良いのでしょうか?

 

ここで、人にアドバイスをする際の「とっておきのパターン」を紹介します。

それは

「褒める」⇒「アドバイス」⇒「褒める」

という黄金リレーです。

 

まず褒めて、修正ポイントやどうしたほうが良いかというアドバイスを伝え、最後にまた褒めて締める、というやり方です。

なぜ、最後にもう一度「褒める」を持ってくると良いのか?

それは、人には「出来事の最後の印象に左右される」というメカニズムがあるからです。

友人や恋人と遊んだ時に、帰り際に大喧嘩したら、その日1日の印象はどうなるでしょうか?

最後の大喧嘩の印象が残り「残念な1日」となるはずです。

「最後にもう一度褒める」ことで、相手の自己重要感を満たし、次の行動に対して相手も前向きに取り組んでくれるのです。

 

 

また、人の心を動かすコミュニケーションには、法則性があります。

それは「指示を出さない・命令しない」ということです。

 

「えっ!?それではこちらの意図が伝わらないので、人を動かせないんじゃないの?」と思ったかもしれません。

大丈夫です。

 

言い換えると、指示を出さずに、会話のなかで相手が何をするべきかを「自分自身で決めてもらう」方法です。

人間は、人から言われたことよりも、自分でこうするべきだと考えたことのほうを優先して行動に移す性質を持っています。

 

では、どのようにすれば、会話だけで、こちらの望む通りのことを指示せずとも、相手が気づいて行動してくれるようになるのでしょうか?

その信じられないことを実現する方法が「相手にアドバイスを求める」ことです。

 

指示したい事柄に対して、相手に「この場合はどうすればいいだろう?ちょっと教えてもらえるかな」と伝えるのです!

こうすると、相手は頼りにされていると感じ、同時にその事柄に対しての責任感が芽生えます。

そして、その後の行動も指示された時とは大きく異なり積極的になります。

上手に疑問形を使ってアドバイスを求めることで、相手の行動をコントロールすることが可能となるのです。

 

ただ、相手にアドバイスを求めて、全く見当違いなアイデアや提案が出てきた場合はどうすればと思われるかもしれません。

そのときは、アドバイスを求める際に、こちらが意図した答え通りにたどり着くヒントを盛り込んだ質問をするだけです。

「ヒントを渡す」イメージです。

 

この手法を日常会話のなかでマスターできると、面白いように相手がこちらの意図通りに動いてくれるようになり、しかも、自分の意志で「これ、やりたいです!」と進言してくれるため、コミュニケーションが非常に楽しくなります。

例え思うような反応をしてくれない相手でも、ヒントを加えて質問を重ねていくことが重要です。

 

「命令するのではなく、アドバイスを求める」というのは、根気強さを求められる方法ですが、関わる全ての方々が気持ちよく動いてくれる伝え方です。

しかも長い目で見れば、自らの頭で考えて動ける仲間たちを増やすことにつながるため、ぜひ実践してみて下さい!

 

【人の心を動かす「神トレ」 その2】

今日から、職場・後輩・同僚・子育て・夫婦間・恋人・生徒・お客様など、あらゆる場面において、指示・命令をするかわりに「アドバイスを求める」を実践してみよう。

そして、あなたの意図する答えが返ってくるように「質問」を繰り返したり、ヒントを与えたりしてみよう。

人は自分で気が付いた時に初めて継続して動くようになります。

 

 

人の心を動かすことができる人望の厚い人は「聞き上手」でもあります。

「聞き上手」な人の会話は「相手8割、自分2割」だといわれています。

なぜ、相手が話す量を多くさせたほうがいいのか?

それは、人は話を聞いてもらうだけで「自己重要感」が満たされるからです。

だから、聞き上手な人のもとには常に人が集まり、頼られ、人望を得ることができるのです。

ですが、ここでいう「聞き上手」とは

「話を聞くことが上手」なのではなく「相手に話させるのが上手」な人のことです。

 

では、どうすれば上手に相手に話させることができるのでしょうか?

そこで、重要なのがあなたから相手への「質問」です。

いわゆる「チャンクサイズ・コントロール」(会話の塊)という方法です。

「チャンクサイズ・コントロール」とは「今、話している内容は、どのくらいの規模のグループについての話か」ということです。

ここは具体例を挙げて説明します。

 

私があなたに「好きな動物は何ですか?」と聞いたとします。

この時、話題は「好きな動物」という「規模(塊)」です。

そこで、あなたが「猫が好きです」と答えました。

ここで、話題は「好きな動物」という塊から「猫」という一回り小さい塊になりました。

話の塊がよりしぼられて小さくなることを「チャンク・ダウン」と言います。

 

そして、私が「好きな猫の種類は何ですか?」

あなたが「ノルウェージャンフォレストキャットが好きです」

話題は「猫」から、さらに小さな塊の「種類」になりました。

ここで、私が「猫がお好きなんですね。じゃあ、動物以外に興味あることってありますか?」

と聞いた場合、話の塊が「種類」から「規模」に、また大きくなりました。

このことを「チャンク・アップ」と言います。

他にも、話を同じ規模で膨らませる「チャンク・スライド」という手法もあります。

 

こうした方法を使えば、相手への質問に困ることも、事前に準備しておく必要もありません。

 

ただし「人の心を動かす」影響力を得る会話の本質は、あくまでも「相手の自己重要感を満たす」ことにあります。

相手にたくさん話をしてもらうことができるのであれば、わざわざ「チャンクサイズ・コンロロール」を使う必要はありません。

ですので、本質的な目的を忘れないようにすることも大事です。

 

また、SNSを活用して、信頼を得ることもできます。

あなたの大切な人や周囲にいる人が、いつもと違う雰囲気だったり、メールでのやり取り、SNSでの発などを見て「あれ?元気ないな」と思ったら、「心配してるよ」「気にかけているよ」ということを言葉で伝えるだけで、相手はあなたに対して感謝とともに、信頼を増すことになります。

特に何かに気づかなくても、あまり頻繁に会うことのない人に「最近、元気にしてる?」と一言伝えるだけで、あなたの魅力はさらに大きくなります。

 

最後に、あなたの「感謝偏差値テスト」をしてみましょう。

1分間で、あなたの日常で、誰かに「ありがとう」と伝えられる場面をあげてみて下さい。

 

いくつ書き出すことができましたか?

10個以上の方は「感謝偏差値」抜群です。もうすでに周りからの人望も厚いでしょう。

7~9個の方は優秀。あと1歩で素晴らしい影響力を身につけられます。

5~6個の方は平均的な位置にいます。この本に書かれていることを実行すれば、人望も影響力もすぐに獲得できるでしょう。

5個以下の方は、この本に出会えて、本当にラッキーです!

 

ただし、じつは大切なのは、書き出した数だけではありません。

今、書き出した場面での感謝も「あること」が抜けていると、逆にあなたの評価を下げてしまいます。

その「あること」とは

「お礼の早さ」つまり「お礼には鮮度がある」ということです。

 

人は日常で「ありがとう」と一言で満たされる場面がたくさんあります。

ただし、その「ありがとう」も、鮮度が悪い、つまり反応が遅いと、人によっては「(相手の好意に対して)1ヶ月後に『ありがとう』なんてありえない」となるのです。

人は「反応を待っている」のです。

反応上手は喜ばせ上手なのです!

 

「自分がしたことで、相手は喜んでくれるのだろうか?」

そして、実際に相手が喜んでくれたら、私たちの脳は自己重要感が満たされるのです。

誰かに「ありがとう」と感謝を伝えることがあるのなら「鮮度のいいうちに」「相手が欲しいタイミングで」行うことで、あなたの人望も人を動かす力もますます高まっていきます。

 

【人の心を動かす「神トレ」 その3】

今、この時点で誰かに「ありがとう」を言い忘れていることはありませんか?

あるのなら、今すぐに「ありがとう」を伝えよう。

 

以上が第3章のまとめです。

実際にできている方は、どのくらいいらっしゃいましたか?

個人的には、テクニックという形で書かれてはいますが、実際に自分自身の思いやりもプラスで持ってないと、なかなか相手には伝わりにくいと思います。

気持ちは伝わりますから(⌒∇⌒)

 

次回は

第4章 相手が「自分の思い通りに動いてくれる」新世界へ

です。

 

ではまた(@^^)/~~~