どうも‼カニコロです(^▽^)
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神トーーク 「伝え方しだい」で人生は思い通り
第5章 相手の人生さえも変わる「究極の神トーーク」
こちらをまとめていきます。
「人の心を動かす」影響力の究極の活用法 ー それは「相手を変える」ことです。
「この人と出会ったから、私は変われた」
「今の自分があるのは、この人のおかげだ」
人からそう思ってもらえる人たちは、人の心を動かす影響力をベースとした「相手の人生を変える力」を持った人物です。
「人が変わる」ための大きな力になるもの
それは「感情」であり「メンタル」のことです!
相手を変える力を持っている人は、自分が関わる人の「感情」「メンタル」に火をつけることができ、コミュニケーションによって、相手を、自然と行動してしまう方向に導くことができるのです。
「人生の9割はメンタルで決まる」
この章では、相手の感情、メンタルに「火をつけて」その人を変える方法をお伝えします。
この本の総復習としても、まずやることとして「褒める」があります。
最初に「褒める」がなければ、相手は聞く耳を持ってはくれません。
ただし、いつまでも褒めるということではなく「まず褒めて、あなたの話やアドバイスを受け入れやすい状況を作る」という環境づくりにあります。
そして、心理学者のジョアン・グルーセックが行った実験でわかったことがあります。
それは、相手の「人柄・存在」を褒めると、より相手に大きな影響を与えることができます。
裏を返せば、ネガティブなことをしたときも「人柄・存在」を否定してはいけないということにもなります。
「この人の話をもっと聞きたい」
「この人がそういうなら、やってみたくなる」
人を変える力を持っている人の話には、他の人とは違った独特の魅力を感じることが多いものです。
その魅力の正体とは、いったい何でしょうか?
あなたが「これだ魅力の正体だ!」と思うのであれば、まず、それは正解でしょう。
その部分を自分自身が実践してみて下さい。
そのうえで、1つ付け加えるべき魅力の正体。
それは「その人の『弱い部分』を感じることができる」というものです。
「弱い部分を感じることができる」というのは、相手との心の距離を近づける効果があります。
そして、距離が縮まることによって「自分にもできるかもしれない」と思うのです。
とはいえ、相手からの信頼を損ねるような弱さを見せては、逆効果になります。
弱さを見せるというのは、言い換えれば「人間らしい弱点を見せること」です。
人間味のあるところを見せることで、距離を縮めて「私にもできるかもしれない」という気にさせる魅力もまた、人を変える=相手に行動させるうえで大切な力になるのです。
【相手の人生を変える「神トレ」その1】
自分の失敗談や弱い部分、苦手な部分の話を周りの人にしてみよう。
「自分がやりたいことをやっているのに苦しい」
「自分が希望していた職種に就いたはずなのに、仕事が楽しくない」
と悩んでいる人がいます。
なぜ、そのようなことが起きるのでしょうか?
その原因は、とてもシンプルで
「自分が今どこを目指しているのかを忘れてしまっているから」です。
なので、そんな時は
「そういえば、○○さんは、今、どこを目指しているんだっけ?」
と、相手の目を「目の前のこと」から「自分の目指すゴール」に向けさせる質問をするのです。
そうすると、ほとんどの人が「はっ!」とした表情になります。
「今やっていることは何のためにやっているのか?なぜ、やっているのか?」を思い出し、さっきまでの辛そうな表情が消え去ってしまうこともよくあります。
私たちは「これをこうしたらこうなる!」というゴールを想像して、ゴールから目を離さないからこそ行動できるのです。
人の心を動かす力、人を変える力を持っている人は、相手が動けなくなっているとき、動きが鈍くなっているとき、気持ちが落ちているということを察知した時に、相手に「もう一度、目的地に目を向けさせる」のです。
自分と関わる人の目を、目的地からそらさせない気遣い。
あなたのその一言で、救われる人もいますよ(⌒∇⌒)
「人を変えたければ、役割を与えよ」
これは、アメリカのある心理実験の結果から生まれた結果と言われています。
その実験とは、授業妨害が頻繁に起きるクラスで、授業妨害の中心になっていた生徒を「授業妨害をする生徒を取り締まる係」に任命したところ、そのクラスでの授業妨害が無くなったと言います。
人は「役割」を与えられると、その期待や信頼に応えようとする役割を全うしようとするのです。
特に、日本人はアメリカ人よりも、この「与えられた役割を全うする」ことや「ルールを守る」ことが得意です。
なので、あなたが部下の行動を変えたり、考え方を変えたいと思っているのであれば、説教したり、リーダー論、人生論を語るよりも「役割」を与えてしまったほうが、よっぽど効果的です。
そして、相手がうまくいったときには「感情豊かに反応」したり「人前で褒める」などで自己重要感を高めます。
相手がうまくいかなかったときは「まず褒める」「褒める・アドバイス・褒めるのサンドイッチ方式で対応する」「答えを気づかせる」などを活用すれば良いのです。
人を変えたいのであれば「役割」を与えてみましょう。
また、役割を与えることと同様に「発表させる」という方法も、人を変える最も効果的な手法の一つです。
何を発表させるのか?
それは「相手が成果をあげた際に『なぜ、成果をあげることができたのか?』のプロセスを発表させる」というものです。
この時の「成果」は、どんな些細な成果でも構いません。
「お客様から『ありがとう』と言われた」
「先月よりも営業での成約件数がアップした」
など、誰でもちょっと探してみれば見つかるはずです。
自ら成果をあげたことを発表することで、相手は「今回、自分がやったことはいいことなんだ」と強く認識します。
そして、今後もその行動をとり続けるでしょう。
また、自身のこれまでの行動を整理する必要が出てきますから、これまでの過程での改善点、今後の課題なども浮き彫りにできます。
また、成果をあげていない人であっても、発表の機会を与えることはできます。
「改善しなければいけない問題」や「乗り越えないといけない課題」などを探し、その改善策、対応策を発表させるのです。
発表の機会が与えられることで、相手はコミュニティ全体の問題に対して、当事者意識を持ち、発表するための準備をする過程で現状を認識し「このままではいけない」ことに「自分で気付く」のです。
発表は必ずしも、大勢の前でする必要はありません。
1対1でも「どうしたいと考えているのか?」を相手に話させる=発表させるだけでもいいのです。
なぜなら、人は「話しながら考えを整理する」ため、こちらが質問して話しさせているうちに「話しているうちに解決してしましました」と自ら問題点、解決策に気づいて行動に移すことが多々あるからです。
「発表させる」ことの狙いは、ここにあるのです!
【相手の人生を変える「神トレ」その2】
「どうすればいいでしょうか?」と聞かれたら「どうすればいいと思う?」と聞き返して、相手の意見を「発表」させてみよう。
相手はその時点ですでに、どうすべきかを理解していることが多いものです。
「自分にできるだろうか?」
「自分にはできっこない」
と思っている人を
「自分ならできる!」
少なくとも「できるかもしれないから、やってみよう!」
という気持ちに変えるには、相手の「自己効力感」を高めればいいのです。
自己効力感とは「自分にもできるんだ」と信じる力のことです。
相手の自己効力感を、日常のコミュニケーションで高めるにはどうすればよいのか?
それはとてもシンプルで
相手が「できたこと」を褒めるだけでいいのです!
ホントに些細なことでも構わないです。
「今月分の清算書類を早く出すように」との指示をだしたときに、部下が言われたとおりに清算書類をすぐに提出したときでも、あなたが「おお!早速、提出してくれたね。ありがとう」と褒めるだけでも、相手の自己効力感は高まるのです。
日常でのちょっとしたことへの称賛、その積み重ねが重要なのです。
【相手の人生を変える「神トレ」その3】
あなたが日常で褒められた事例を洗い出そう。
そうすることで、日常であなたが関わる人の些細な成果でも称賛してあげられるアンテナが敏感になります。
最後に、絶対に忘れてはならない最重要ポイントをお伝えしたいと思います。
それは「あなたと関わる人に『私はあなたの味方である』とはっきりと伝える」ということです!
「態度で示している」
「相手はわかってくれているはず」
それではダメです!
はっきりと「私はあなたの味方だから安心してください」と言葉にして伝えるのです!
あなたの周りが、こんなセリフを言える上司や仲間、家族ばかりだったらどうでしょうか?
「安心感」とともに、大きな「幸福感」も得られるはずです。
そして、このセリフを相手に伝えた時には、私たち自身も大きな「安心感」と「幸福感」を得ることができるのです。
「人の心を動かす」影響力
「人を変える」力
とは、私たちに関わる人を単に思いのままに動かす力ではなく、私たちが、自分と関わる人と一緒に幸せに生きるための力なのです。
以上になります。
いかがでしたでしょうか?
「安心感」「自己重要感」そして「幸福感」といった前向きな考え方が、人を引きつける秘訣なのかもしれません!
私は、多くの方に、書籍を読んでほしいです!
アニメでも漫画でもいいです!
とにかく、色々な価値観に触れて「固執した考え方の脱却」を体験してほしいと願ってます!
この『神トーーク』では、この本の内容を、実践して、トライ&エラーを繰り返すことで、人を動かす力を見につけ、「自分なりの幸せな生き方」見つけてほしいです<(_ _)>
もちろん自分もですが(;^_^A 笑
ではまた(@^^)/~~~