どうも‼カニコロです(^▽^)
今回の書籍は
会社では教えてもらえない アウトプットがすごい人の時短のキホン
です。
第1章 「頑張っているのに終わらない…」から今すぐ抜け出す
こちらをまとめていきます。
非常に多くの人達が、毎日仕事に追われ、遅くまで帰れない(-_-;)
と嘆いているかと思います。
「今後、どうやってそれを解決するつもりですか?」
という質問に、あなたならどう答えますか?
「もう少し慣れれば、スピードが上がるはず」
「もう少し急いでやれば、何とかなるはず」
と、前向きな回答をする方が、多いのではないでしょうか。
より、手を早く動かすことで、仕事の時間を短縮(時短)できると考えているからではないでしょうか。
しかし、残念ながら、多少、手を早く動かしたくらいでは、根本的な問題解決になりません。
さらには、仕事の効率は上がらず、いつまでたっても早く帰れるようにはならないのです。
では、どのようにすればよいのでしょうか。
「時短」を進めるためには、もっと本質的な取組が必要です。
それは、
・必要のないものを捨てること!
・しなくてもいいことはしないこと!
この2つに集約できます。
今の仕事量を、何も方法を変えずにただ急いでこなしたとしても、たいして効果はなく、体力を消耗するので、毎日は続けられません。
目の前の仕事を全力で早くこなすのが「時短」ではなく、仕事の効率を上げることで、あなたに余裕をもたらし、仕事を創造的にするのが、本当の「時短」なのです。
上司からの指示
まずは、こちらについてですが
1.完璧を目指さない
2.仕事のボールはすぐ投げる
3.「お急ぎですか?」の一言を言う
4.明日やってもよい仕事は、今日やらない
こちらを意識しましょう。
1.完璧を目指さないというのは、上司はあなたに、期限ギリギリまで時間をかけて「完璧な資料」を提出してほしいわけではなく、修正が間に合うタイミングで「たたき台」を提出してほしいのです。
それは、上司のほうも、明確なイメージがなく「たたき台を見てから考えよう」と曖昧な状態で指示を出していることもあるからです。
だから、少し粗い状態で、早い時期に一度上司に提出して、基本的な方向性を確認しましょう。
具体的には、70点くらいで一度出す感じです。
初めから完璧なものではなく、早めに方向性を確認するほうが、上司も安心して仕事を任せられるので、試してみましょう。
2.仕事のボールはすぐ投げるというのは、時間をかけずにデキる人は、仕事の「手離れ」が速いということです。
仕事のキャッチボールでは、自分でボールを持たず、すぐに相手に渡すことを意識してみましょう。
3.「お急ぎですか?」の一言というのは、上司から指示を受けた時に、何でも「はい!」と受けるのではなく、自分の仕事が立て込んでいるときは「お急ぎですか?」と一言添えることが大切です。
上司は、あなたが思っているほど、部下にどんな仕事を依頼しているかを、把握しているわけではありません。
なので、何でもかんでも「はい!」と引き受けて、自分がパンクしてしまったり、提出が遅くなってしまったりと、自分は頑張っているのに、信頼関係が下がるということもあります。
かといって、上司の指示を自分から断ることもよくないので「お急ぎですか?」と一言添えることで、上司は咄嗟に「何か無茶ぶりでもしたかな?」と身構え、緊張感を持つのです。
なので、上司からの無茶ぶりに振り回されて困っているという方は「お急ぎですか?」という、魔法の言葉を使っていきましょう。
4.明日やってもいい仕事は今日やらないですが、これは、言葉の通りです。
明日やればよい仕事をつい進めたくなる気持ちはわかりますが、じつは、あまり見習うべきことではありません。
今日、無理にでもやっておけば、後々楽になる。
というのは幻想です。
なぜなら、職場全体では常に余裕はなく、あなたが無理に作った余裕には、思いもしなかった雑用が割り振られるからです。
だから、明日やればいいことは今日やらずに、今日やらなければならないことだけに集中しましょう。
では、最後に
毎日、残業が続くのはなぜでしょうか?
単に「仕事が終わらないから」という方は、この本に書かれていることを実行すれば、いずれ、早く帰ることができるでしょう。
「会社から遅くまで働くように強制されているから」なら、もしかすると、転職しか解決策がないかもしれません。
しかし「自分だけが早く帰りづらいから」「営業成績が悪いから」「頑張っている姿勢を示したいから」というなら、厳しい言い方ですが、この先、早く帰れる日はやってこないでしょう。
なぜなら、残業することで、安心を得ようとする心理が働いているからです。
会社が求めているのは、売上などのアウトプットであって、遅くまで残ってもらうことではないのです。
効率的に仕事を片付けて、早く帰ってもらうほうが良いのです。
残業で疲弊し、営業活動がおろそかになるなら本末転倒です。
もし、皆様の残業理由が「帰りにくい」というものなら、自分自身が十分なアウトプットを出しているかどうか自問自答してみて下さい。
アウトプットに自信があれば、勇気をもって早く帰るようにしましょう。
自信がなければ「遅くまで残る」のではなく「成果を出す」ことでカバーする考え方に切り替えてみましょう。
この本の作者の方は、キャリアの大部分で人事に携わってきた方です。
その経験から言えることは、ただ遅くまで残業している人が評価され、出世している例は皆無だということです。
早く帰っていようが、遅くまでいようが、結局のところ、会社が求める成果を安定的に出す人が評価されているのが現実です。
遅くまで残るのではなく、成果や効率を重視する考え方に切り替えましょう。
以上が、第1章のまとめです。
この章に書かれていることだけでも、実践すれば、早く帰れるようになりそうな気がしませんか?笑
どんな環境でも、早く帰れる仕組みを自分自身で作れることが大事ですね( ´∀`)bグッ!
次回は
第2章 まずおさえたい時短のキホン
です。
ではまた(@^^)/~~~