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まんがでわかる 伝え方が9割【強いコトバ】 4-4

 どうも‼カニコロです(^▽^)

 

今回の書籍は

まんがでわかる 伝え方が9割【強いコトバ】

です。

  

第3章 「イエス」に変える3つのステップ

こちらをまとめていきます。

 

 

毎回申し上げますが、漫画の内容部分は割愛しますので、漫画も読みたい方は、購入してお楽しみください。

 

●基本であるがゆえ、身につけてほしい3つのポイント

「ノー」を「イエス」に変える技術

 

ステップ1 「自分の頭の中をそのままコトバにしない」

人は思わず「自分の思ったまま」を話してしまいがちです。

そうすると、思い通りにいくどころか、かえって反感を招いたような経験ってありますよね。

 

みんな人間なので、すべてがすべて、思ったまま話すことをやめることはできませんが「これは大切なお願い!」というものは、思ったまま口にするのをやめてみて下さい。

 

ステップ2 「相手の頭の中を想像する」

あなたのお願いに対して、相手はどう考えるか、普段は何を考えているか「相手の頭の中」を想像します。

 

ストレートに言ったらどんな反応が返ってくるか?

相手が「イエス」と言いそうなら、そのまま話してしまってもいいですが・・・

「ノー」と言いそうなら、そのまま話してはダメです。

 

いったん、あなたのお願いから離れて、相手の好きなこと、嫌いなこと、性格といったことを想像してみましょう。

その中に「イエス」に変える答えがあります。

 

 ステップ3 「相手のメリットと一致するお願いをつくる」

「相手のメリット」と「自分のメリット」が一致するお願いをつくっていきます。

それには相手の頭の中をもとに、コトバをつくっていきます。

 

ここで大切なのは、相手にとってのメリットになる文脈でつくることです。

伝え方を変えたとしても、結果的にあなたの求めていることが達成できればいいのです。

 

 

この3つのステップを、はじめは、ひとつずつ踏んでいくのです。

料理でも、最初からいきなり「えいや!」と感覚でつくると失敗してしまうように、コトバもいきなり勢いでつくるとヘンテコなものになります。

なので、慣れるまでは手順を踏むのです。

 

 

ここで、ステップ2「相手の頭の中を想像する」ときの、とっておきな7つの切り口を具体例をあげて説明していきます。

 

①「あなた限定」

「仕事引き受けて下さい」

→これだと自分のメリットでしかなく、心が動かない。

 

「私がやりたいのは、○○さんだけなんです」

特別な存在と言われることで、優越感から相手のメリットになった。

 

「あなただけ特別」と言われると、人はついつい動いてしまうもの。

それを使った伝え方の技術が「あなた限定」です。

「あなただけ」と、その人以外ではダメであることを伝えるのです。

このとき「○○さんだけなんです」と名前を入れると、さらに効果は倍増します。

 

②「相手の好きなこと」

 

「打ち合わせしてください」

→自分のメリットでしかなく、心が動かない。

 

「コピ・ミルクを飲みながら、打ち合わせしませんか?」

→豆にこだわるコーヒーが好きな人にとって、たまらないお誘いになった。

 

これは、基本でありながら最強。

人に好かれる伝え方ナンバーワンの技術「相手の好きなこと」です。

相手の好きなことをもとに伝えているので、印象がいいうえに、自分のお願いを聞いてもらえる伝え方です。

 

 ③「選択の自由」

「会議に出席してください」

自分のメリットでしかなく、心が動かない。

 

「午前9時からと、午後3時からどちらがあいてますか?」

→人は「AかBどちらがいいですか?」と聞かれると思わずどちらかを選んでしまう。

 

「選択の自由」をつくるポイントは、2つ以上の選択肢を出すのですが、そのどちらを選んでも、自分の思い通りになるようお願いすることです。

 

選択の自由は、最終的に相手が選ぶので、相手に「自分が選んだ」という意識ができ、押し付けられている感じが少なくなる効果があります。

 

④「認められたい欲」

「この案件受けて下さい」

自分のメリットでしかなく、心が動かない。

 

「○○さんのことを信じてます。尊敬してます。○○さんも私たちを信じて下さい!」

→過去に「○○さんのことを信じられません!」と言われ、大きな心の傷を負った上司にとって最もうれしい伝え方

 

これは、原作の例なので、他にもいろいろと言い方はあると思います。

この「見溜められたい欲」というのは、人は期待されると、その通りの結果をだしたくなるということです。

ビジネスパーソンはもちろん、主婦、学生、ご年配の方。誰であっても認められると、その期待に応えようという気持ちが生まれます。

少々面倒なお願いであっても、応えたくなるパワーを与えてくれるのです。

 

⑤「チームワーク化」

「勉強しなさい」

自分のメリットでしかなく、心が動かない。

 

「一緒に勉強しよう」

→面倒なことであっても、人は「一緒」であれば動くもの

 

人は本能的に、誰かと一緒に何かをやりたいのです。

ただ、これは自分も動くことが前提です。

動くと言っても、子供と一緒に同じ机で真剣に何か好きなことをすればいいのです。

人は一人だったらしないことも、一緒にだったらやってもいいかなと思うのです。

 

⑥嫌いなこと回避

「展示物に触らないで」

自分のメリットでしかなく、心が動かない。

 

「薬品が塗ってあるので、触らないで」

→薬品が手につきそうで、触らないほうがよさそうと思わせる。

 

相手がいいと思っているものにも、じつは見えていないデメリットがあったりするものです。

そこをあぶりだして伝えることで、やらないほうがメリットがあるように伝えるのです。

この切り口は強力で、なかなか動かなかった人を動かすチカラがあります。

一方で、ときに押しつけがましく伝わってしまうこともあるので、使用の連発は避け、使う場面を選びましょう。

 

⑦感謝

「机、移動して」

自分のメリットでしかなく、心が動かない。

 

「この机、移動して。ありがとうね!」

→人は「ありがとう」と言われると、瞬間的にほのかな信頼関係が生まれ、そのあと断りづらい。

 

ポイントは「ありがとう」というタイミングです。

たいてい、何かをやってもらった後に「ありがとう」と言うのが順番ですが、このコツは、お願いをした瞬間に、相手がまだ何もしていない状態で「ありがとう」まで言ってしまうのです。

「好意を返したい」という、心理学の『行為の返報性』でも説明ができます。

 

以上が第3章のまとめになります。

 

これで、伝え方が9割【強いコトバ】のまとめは完了です。

あとは、日常で活用するだけです。

この「伝え方の技術」を使っていれば、今、関わっている方々の反応も変わってくるはずです。

 

ワザとらしく使ったらダメですけどね(;^_^A

 

最後に、私から、この本を作っていただいた皆様へ

「ありがとうございます!」

 

ではまた(@^^)/~~~

 

私が読んだのは、上のイラストのリンクのほうですが、 最後だけ、もう1冊リンクをはっておきます。

 

まんがでわかる 伝え方が9割

まんがでわかる 伝え方が9割