カニコロ図書

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人は話し方が9割 5-4

どうも‼カニコロです(^▽^)

 

今回の書籍は

人は話し方が9割

です。

  

毎回言いますが、こちらの書籍は、2020年上半期 1番売れた会話の本!

ということで、こちらをご紹介いたします。

 

第3章 人に嫌われない話し方

こちらをまとめていきます。

 

●「人に嫌われない話し方」は、「好かれる話し方」以上に重要

人間関係は話し方が9割。

ここまで話してきた、相手の感情をよくする話し方は大切なのですが、それ以上に相手の 感情を害さない話し方をすることが大切なのです。

 

ここで1つ、覚えておいてほしいことがあります。

 

コミュニケーションにおいて、最も重要なことは

「好かれる前に、まず嫌われないこと」

です。

 

 人の感情は、快と不快の2つしかありません。

特に初対面においては「この人は感じがいいな」「この人、なんか嫌だな」のどちらかで印象が決まります。

そのとき、相手のメモリが悪印象のほうに、大きく振れてしまうと、ゼロに戻すために相当な努力をしなければならなくなります。

 

そこで、「人に嫌われない話し方」の事例を挙げていきます。

 

その前に・・・ 

「名刺を出すまでは横柄な態度をとっていたのに、役職がわかった途端、態度がかわった」

といったような、相手によって言葉遣いや態度を変える人というのは、いい話し方を身につける以前の問題です。

 

自分がお客の立場になると、急に偉そうになる人がいます。

あなたはいかがですか?

 

言葉や態度は、自分の意識によって変わります。

 

相手の立場や役職によって話し方を変えるような人は、絶対に好かれません。

相手によって言葉や態度を変える人は、とどのつまり「目下の人や自分より立場の低い人には横柄に接していい」という意識で生きているということ。

 

その意識が、言葉や態度から透けて見えてしまうと、周りの人はすごく不快な気分になります。

 

目上の人や大切な人には、誰しも言葉や態度に気を遣います。

しかし、日常で接する周りの人たちに対して、どういう言葉や態度で接するか。

 

人の真価は、案外そういうところに表れます。

そして、周りの人たちはあなたのそういう姿勢を見ています。

 

生意気に話すにも、人を大切に思って話すにも、一貫性が必要です。

生意気に生きるなら、誰に対しても生意気に話し、人を大切に生きるなら誰に対しても人当たりよく話をする。

 

人によって態度や話し方を変えない。

これが基本です。

 

「日本社会は縦社会だから、自分より目上の人には頭を下げざるを得ないんです」

こんな反論をする方もいますが、目上の人に丁寧に話すのは当然のこと。

であれば、目上だけでなく、目下の人にも親切に話すと筋が通ります。

 

人に丁寧に対応していて、かつ、いつでも格好よく魅力的であるには、相手の立場に関係なく、どんな人も大事にしていればいいのです。

 

それが上手な話し方であり、人間関係の作り方です。

 

このスタンスさえしっかりしていれば、その人の魅力が失われることはありません。

かえって魅力が増します。

 

いつもブレずに、すべての人と同じように会話ができる人が、誰から見ても素敵な人ではないでしょうか。

 

それでは、本題に入ります。

「人に嫌われない話し方」の事例を1つ挙げます。

 

周りの人時の話を聞いていると時折「なぜ今この人、こんなことを言うんだろう?」と思わせる人がいます。

 

例えば、話し手が「私ね、すごく大事にしているワンちゃんがいるの♪」と、楽しそうに話しているにもかかわらず「俺、犬嫌いなんだよね」と、すぐに言ってしまうような人です。

相手の気持ちを考えず、余計なひと言を言ってしまう人です。

 

 意外にも、世の中には余計なひと言を言ってしまう人がとても多いです。

 

仮に、自分が犬が苦手だったとしても「そんなに可愛いんだね。いいね」とだけ言えばいいのです。

 

うまくいく人は、自分が嫌いだとしても、相手の感情に寄り添う言葉を発するのです。

 

人間は関係性の中で生きています。

思ったことをストレートに言っていい場合と、絶対に言ってはいけない場合があります。

 

「世の中には、口は悪いけど本当はいい人っているんだよ」

という人がいますが、口の悪い人でいい人なんていません!

口から出るということは、その人が頭の中で考えているから出るのです。

 

愛のある人の口からは、愛のある言葉が、意地の悪い人からは、意地の悪い言葉が出てきます。

 

残念なことですが、否定的なことしか言えない迷惑な人は必ず存在します。

どんなに正しくても、どんなに本当のことでも、必要のない場面でむやみに相手を傷つけることを言うのはやめましょう。

 

相手に共感する言葉、寄り添う言葉でコミュニケーションをつなげていけば、必ずあなたの魅力は上がります。

 

ぜひ、心掛けてみて下さい!

 

 

  

●悩んでいる人にポジティブなアドバイスはいらない

 

人から相談を受けた時に、覚えておくと有効なのでご紹介いたします。

 

相談に来る人というのは、実のところ、解決策を求めて相談に来ている人はほとんどいません。

 

また、相談事というのは、ポジティブ、ネガティブで分けると多くの場合、ネガティブな要素が多い。

だからといって「ダメだよ!そんなネガティブじゃ!ポジティブに考えようよ!」

と、ポジティブ論をすぐ持ち出すようなことはやめましょう。

 

その時点で、相談者はそれ以上あなたに話をしなくなります。

 

相手が求めていることは「わかってほしい」「共感してほしい」であって、必ずしもプラス方向に転換したいと思っているわけではありません。

 

つまり、良かれと思って話をすればするほど、相手はあなたの思いとは逆方向に気持ちが言ってしまうのです。

 

悩んでいる人と向き合ったときに、一番相手に寄り添う言葉。

それは「一緒に考えよう」です。

 

解決策を提示するのではなく、ともに悩み、ともに考える。

これだけで相手にとっては、大きな勇気になります。

 

「辛かったわね。大変だったね。どうすればいいか一緒に考えましょう

こうした言葉がけによって心が落ち着いてくると、人は自然とポジティブな方向に話を運び始めます。

ポジティブな話が必要になるのは、このタイミングです。

 

谷を下り終えて、再び山を登り始める。

このときに、あなたがそっと相手の背中を支えていく形が一番の応援になるのです。

 

 

 

●嫌われる人の話し方、その共通点

話し方によって好かれる人もいれば、嫌われる人もいます。

その共通点を、ここでは挙げていきます。

 

①「4Dワード」を連発する人

「でも」「だって」「どうせ」「ダメ」

これら4Dワードを、よく口にする人は嫌われます。

特に気をつけたいのは「でも」です。

 

もちろん、流れで使わざるを得ないことはありますが、あまりにも「でも」で切り返されると、会話全体がネガティブトークになってしまいます。

 

言葉のクセは「人格のクセ」です。

知らないうちに「ネガティブな人」という印象を持たれないよう、日ごろの言葉遣いに気をつけて下さい。

 

 

②つっこんだ男女関係や、下ネタを話す人

ここでいう、つっこんだ男女関係とは「自分がいかに遊んでいるか」という話のことです。

 

現実がどうであったとしても、異性関係にだらしがないということを、わざわざ公言する必要はないのです。

 

特に、下ネタは、最もひんしゅくを買いやすい危険をはらんだ話題です。

気の置けない女性同士、男性同士では盛り上がることがあるかもしれませんが、よく知らない間柄では基本的に控えたほうがいいでしょう。

 

 

③お笑い芸人の真似事をする人

 「オチがない」と人を責める、イジる、勝手にボケてツッコミを求める・・・。

お笑い文化が浸透した影響なのか、芸人さんのような言動をする人がいます。

 

素人が玄人の真似事をすると「ひどい人」という印象を抱かれかねないので、注意が必要です。

 

 

④話をまとめてしまう人

コミュニケーションにも、洋服と同じく「TPO」があります。

会議ならば、最後に意見をまとめて議論を終わらせる必要もあるでしょう。

しかし、パーティーや飲み会などで、色々な人との他愛ないフリートークの場で、それは必要ありません。

 

話し方の基本は、相手の話を引き出し、広げ、気持ちよく話してもらえるような聞き上手になること。

 

話をまとめ、終わらせるという、正反対のことをしてしまわないよう気をつけておきましょう。

 

 

⑤相手の話を奪う人

相手と話題の共通点が見つかったとき、相手から話を奪ってしまわないように注意しましょう。

 

せっかく共通点を発見したのに、相手から話を奪ってしまったら、あなたの話を聞き続ける羽目になってしまいます。

 

自分も話したい話題になったときには、この書籍の「5-2」で紹介している「拡張話法」で話を広げ、相手がひとしきり話し終えたところで、ゆっくりと自分の話を切り出していきましょう。 

 

 

⑥すぐになれなれしい口をきく人

人は、目上であれ、目下であれ、知り合ってすぐに馴れ馴れしい口をきく人に、不快の念を抱きます。

最初は「さん」づけで呼び、敬語で話したほうが無難でしょう。

 

「さん」づけで敬語でも、いい話し方をしていれば、相性がいい人とは自然と仲良くなります。

 

 

⑦負け惜しみを言う人

人には生来、自分と他者を比べる習性があります。

誰かが結果を出したとき、あなたはどんな気持ちになりますか?

 

「すごいな」という気持ちを抱くのと同時に、多少、嫉妬の念が入りませんか?

 

それは人として自然な情であり、否定されるべきものではありません。

 

しかし、それを表に出すかどうかは別問題です。

嫉妬から、つい負け惜しみをいってしまったら、周囲のあなたへの印象は、残念なものになります。

 

素直に人を称賛できる人は、同じく称賛されます。

 

「あの人は器が大きいなあ」

と、より好印象になるのです。

 

 

以上が、第3章のまとめになります。

 

私も気をつけようと思わせる事例はいくつかありました。

特に、相談されたときに、無駄にアドバイスをしてしまうことがあります。

求めていないアドバイスをすることは、迷惑行為と認識して、これから、過ごしていきたいと思います。

 

こちらを見ていただいた方も、共感して頂けるところがあったら幸いです。

 

ここでも、一部内容を割愛しておりますので、全部読んでみたいと思った方は、下のリンクからご購入の程、お願いいたします<(_ _)>

 

次回は 

第4章 人を動かす人の話し方

です。

 

ではまた(@^^)/~~~

 

 

人は話し方が9割

人は話し方が9割