カニコロ図書

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1分で話せ 8-4

どうも‼カニコロです(^▽^)

 

書籍 1分で話せ

 

第3章 相手を迷子にさせないために「スッキリ・カンタン」でいこう

こちらをまとめていきます。

 

人に何かをプレゼンするとき・伝えたいときは、まず何より

話を聞いてもらう必要があります。

相手を動かすことは、その先のことです。

話をしっかりと最後まで聞いてもらわなければ、動かすも何もありません。

 

聞いてもらうためには、こちらに注目してもらう必要があります。

そのためにはどうするか…

「スッキリ・カンタンでいこう」

です(^▽^)

 

自分が聞き手だった時のことを想像してみてください。

プレゼンターが、何を言っているか理解できない説明をしたらどうしますか?

あなたが、その難しい箇所にこだわって考えているうちに、話が進んでいて、さらによくわからなくなっている💦

という経験をお持ちではないでしょうか。

 

こうなると、話を聞きながら理解することもできなくなるので「もういいや~」となってしまい、プレゼンターの声が子守唄になっていく。

一瞬でも、聞き手が「迷子」になってしまうと、プレゼンが台無しになる可能性があるのです。

なので、この章では「スッキリ・カンタン」にするプレゼン方法を説明していきます。

 

「スッキリ」というのは、使う文字・言葉を少なくし、文章をややこしくしないということです。

そして、プレゼンで話す言葉は特に「短く、言い切る」ことを心掛けましょう。

 

私たちは、熱量をもって伝えようとするとき、ついつい、多くの言葉を使おうとします。

この場合、聞き手が集中して聞いてくれていなければ、ノイズになってしまします。

また、主張に自信がないときも、それは違うと言われたくないために、つい、多くの言葉で煙に巻こうとしてしまいます。

それこそ、聞き手に「ちょっと何言ってるかわからないです」と言われる羽目になります。

 

私たちの脳は、すぐに大量の情報を処理できるわけではありません。

なので、文章は短く、言葉は少なくするのです。

これは鉄則です‼

 

また、スライドも一緒です。

 

スライドに使う言葉の量を少なくするためには、プレゼンに使う部屋の最後尾から見て「読まずにすっと」言葉が入ってくるか、ということを試してみると良いでしょう。

会社などでプロジェクターで資料を投影し、最後列から眺めてみたら、読みやすいフォントサイズがわかると思います。

1対1や少人数でも、文字が多い資料をお渡しすると、相手は資料を読むことに集中してしまいますから、必然的に説明を聞かなくなります。

資料の文字は少なく、すっと頭に入るようなものが良いです。

 なので、皆さんも、聞き手の数や理解度によって、文字の大きさを変えましょう。

文字の大きさを変えれば、1度にかける文字の数も決まってくるので「スッキリ」も実現しやすいです。

 

また、プレゼンに使う言葉。

文章は「スッキリ」しているだけではダメで、わかりやすくなければ、聞き手に理解してもらえません。

つまり、使う文章・言葉は「カンタン」にということです。

どのくらい「カンタン」にするかというと

中学生でもわかるレベルの言葉遣いを徹底するようにすることです。

そうしないと、社内や業界内だと通じる用語が対外的には通じないからです。

 

例えば、「PV」

この言葉、皆さんは何をイメージしますか?

インターネット業界の方は「Page View」

音楽業界の方は「Prpmotion Video」→(私はこのイメージしかなかった(;^_^A)

ファイナンスの世界では「Present Value

このように、聞き手がわかるかどうかを想像せずに使うと、相手に理解されないし勘違いされたりします。

「聞き手が、その言葉を確実にわかるか?」

と、しっかり想像しながら言葉を使いましょう。

 

この「スッキリ・カンタン」を徹底したことで、著者の方のプレゼンの評価はいきなり上がり、すっと頭の中に入ってくると言われるようになったそうです。

「わかる人だけわかればいい」ではなく、より多くの聞き手の方に理解して頂くためには「スッキリ・カンタン」は重要です。

 

次回は

第4章 1分でその気になってもらう 右脳を刺激してイメージを想像させよう

です。

 

ではまた(@^^)/~~~


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