どうも‼カニコロです(^▽^)
書籍 1分で話せ
第4章 1分でその気になってもらう 右脳を刺激してイメージを想像させよう
こちらをまとめていきます。
前章で述べた、ピラミッドテクスチャーができていれば、聞いている人達にとって、ストーリーの骨子が圧倒的に理解しやすくなります。
では、
わかりやすければいいのか。
理解できればいいのか。
自分が賛成する内容であれば人は動くのか。
それは違います‼
ロジカルに考えられた、正しいことを聞いて理解するだけでは
人は動きません‼
では、話を理解したあと「ほしい、ほしい‼」と人に思わせるのは何でしょうか?
自分も賛成だ‼そのあとの状態で、あと一歩、「うん、いいね‼」と心を動かすのは何か?
それは「頭の中に生まれたイメージ」です。
このイメージは、どのように聞き手に生まれてくるのか?
まずは、ロジカルに事実を認識してもらう。
そこに、自分をあてはめて考えるようになるかどうかです。
それができれば、聞き手の頭の中で、どんどん想像が膨らんでいきます。
伝える側は、その想像が広がるのをサポートすればいいのです。
では、どうしたら自分にあてはめて考えてもらえるか?
それは、
1.聞き手の頭の中に、ビジュアルなイメージを直接的に描いてもらうアプローチ
2.そこに、聞き手をあてはめていく、聞き手にそのイメージの中に入ってもらうアプローチ
この2点です。
1つ目「ビジュアルをみせる」
言葉で説明するだけではなく、写真や絵、動画を使えるのであればどんどん使います。
ただ、まったく関係ない写真や絵を入れてしまうと、逆にノイズになって理解を妨げるので気をつけてください。
あくまで「このイメージを聞き手に湧かせたい‼」と思うことに関する、写真・絵・動画を入れましょう。
また、ビジュアルで説明できるものがない場合は、言葉で聞き手にイメージを湧かせる必要があります。
このときは「例えば…」と言って、具体的な事例を示すことです。
もちろん、入れるのは文脈次第ですが…
結論に対し、根拠を3点あげる。
しかも、短めになると、どうしてもその根拠は抽象的になります。
そこで、それをもう少し具体的な言葉で説明することで、聞いている人にわかりやすくするのです。
ですので、冒頭であげた「ピラミッドストラクチャー」は、2段ではなく3段でつくると良いのです。
つまり、2段目で根拠を挙げ、3段目で実例を挙げる。
ということです。
数としては、2段目の根拠は3つほどあげると良いです。
3段目は、場合によりけりですが、1つ2つでよいと思います。
あまりあげすぎると、何が何だかわからなくなります。(下図参照 )
1つか2つにしぼって、根拠を具体的に説明するために必要な要素だけをあげるようにします。
作る時のコツは、「~だから、~である。」と読んでみて、意味が通じるかどうかをチェックすることが大事です。
そして、意味が通じない場合は、どんどん入れ替えます。
イメージを沸かせるために、ピラミッドテクスチャーは3段つくる。
話の中で3段目の内容を「例えば…」と入れる。
これを実行してみてください。
2つ目「聞き手に、この自分で作ったイメージに入り込んできてもらう」
どのように聞き手に想像を膨らませてもらうか。
それは、聞き手のいろいろな経験を、自分が伝えたいイメージと組み合わせてもらい、想像を膨らませるのです。
そのためには、直接そのイメージに入ってくれるようにお願いすることが1番です。
具体的には
「想像してみてください。あなたがもしこの世界を係船するとしたらどうでしょう」
と促す。
そして「すばらしいと思いませんか」と方向感を伝える。
これだけでよいのです。
あとは、勝手に聞き手が自分の頭の中で想像を始めてくれるようになります。
これを実行するだけで、聞き手の左脳と右脳を動かすことができます。
これが、第4章の内容になります。
まだ途中ではありますが…
ここまで、こちらの書籍の内容をまとめてみて、私が感じたこと。
それは、実行する内容は、とてもシンプルだということです。
ですが、実際、自分もここまで書いてきたことを実行してみたとろ。。。
簡単ではなく、間違いなく訓練が必要です(;^_^A
ただ、ここまでの内容を意識してプレゼン資料をつくり、話す内容を考えるだけでも、わかりやすさは格段に変化があるはずです。
なので、苦手だなと思う方こそ、この書籍を読んでプレゼンを実践してみてほしいです。
次回は
第5章 1分で動いてもらう
です。
ではまた(@^^)/
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